「勉強」は自分のために、だけじゃない

手紙屋〜蛍雪編〜 喜多川 泰著

なぜ、勉強しなきゃいけないの?

この質問、我が子からされたらどう答えるだろう?

将来のため?選択肢を増やすため?立派な大人になるため?

どれも正解だと思います。

ただ、この「手紙屋」にはまた違った答えがありました。

自分と出会った人たちの役に立つため。

あんたそんなんじゃ、立派な大人になれないわよ!

あんたそんなんじゃ、やりたい仕事につけないわよ!

あんたそんなんじゃ、バカな大人になっちゃうよ!

どれも、わが子のことを心配して親が子供に対して言ってる言葉な気がします。

私もそうでした。

でも、たいがい返ってくる言葉は

立派な大人になれなくていい。仕事なんてなんでもいい。バカなままでいい。

なんて答えが返ってきます。

「自分」が困るだけでしょ。だったら別にいいんじゃない?勉強キライだし。的な感じです。

そこに、

バカな大人になっちゃったら将来あなたの結婚相手が苦労するんじゃない?あなたの子供も苦労するんじゃないかな。例えばお金に関する知識が「貯金する」くらいのことしかなかったら、簡単に騙されそう。無駄に浪費しそう。要らない保険にたくさん入りそう。簡単に借金しそう。倹約できないから返済できなさそう。要らないもので部屋の中が溢れそう。片付かないから同じものいくつも買いそう。

あげくの果て、「なんでうちにはお金が無いんだ?」って言ってそう。

そんなあなたが大黒柱の家なんて、家族がかわいそう。

なんて言われたら…。

自分がバカな大人になるのは自分が決めること。なんですが、自分のバカさが他人に迷惑をかけるとなったら少しは勉強しようかと考えるかもしれません。

大切な人のために

自分が頭悪い。というか、物事を知ろうとしない。

それは学校の勉強をするとかしないとかに限らず、一般常識や生活するうえでのルールやマナーといったものも含まれると思います。

そのうえで、

例えば、家族の今後の資金計画を立てるライフプランニング。

社会保険や私的保険である生命保険などの内容について。

生きていくのに必要不可欠なお金の知識。

こういった事を更に勉強でき実践できれば、お金に関する不安を少しは減らすことができるかもしれません。

もちろん、パートナーがめっちゃ知識を持っていたら自分は不勉強のままでいいのかもしれませんが(汗)

しかし、お互いの知識があればあるほど人生は豊かになっていく気がします。

かくいう私がお金にまつわる勉強を始めたのは50代になってからです。

もっと早く勉強しといたらよかったと反省の毎日。

子どもたちには同じ思いをしてほしくないと考え、これを書いています。

特に、生活と切っても切れないお金にまつわる話で勉強のことを書いていますが、他にも知っておくといいことなんて山ほどあります。

どうか、大切な人が喜んでくれるように色々な「勉強」をしてくれると良いなって、手紙屋を読んで思いました。

きっと、その分だけ心が豊かになって、心軽やかな毎日を送れるようになるだろうなって思います。

笑顔でいられる未来が想像できるって、いいですね(⁠^⁠^⁠)

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